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台北で暮らすといくらかかる?リアルな生活費事情

台北で暮らすといくらかかる?リアルな生活費事情

留学する前、学費や現地の物価は大体調べればわかるけれど、実際生活するとどれくらいお金がかかるのか、なかなか想像つかないものですよね。また台湾人が台湾で暮らすのと、日本人が台湾で生活するにはかかる費用にも差が出ます。そこで、今回は実際に台北で現地の大学に通いながら生活している筆者が、一ヶ月でおよそどれくらいかかるのかをこと細かくご紹介したいと思います。これで、あなたも台北で生活する上での大凡の金額がわかるはず。


Content

1.はじめに

はじめにお伝えしたいのは「台湾は物価安いから、生活費も安く済む」というのは誤解かもしれないということです。物価は日本より安いですが、日本人が求めている生活水準に見合った生活を求めているのなら、台湾人と同じ様な出費では済まないことがあります。もちろん、現地の大学生と同じ様に生活するのであればもっと安くすみます。

※レートは台湾1元=3.38円で換算されています(2019年9月現在)

家賃15000元(50700円)

高い!と感じる人もいるかもしれません。基本的に、現地の大学に通っている場合、ほとんどの外国人は校内の寮に住んでいます。言うまでもなく、寮に済む方が何倍も安くすみます。学校によりますが、4人部屋で半年の家賃が8000元など激安なところもありますが、わたしの知っている限り綺麗とはほど遠く、ゴキブリが部屋に出て眠れない!という話も聞いたことがあります。また4人部屋だとプライベートもありませんね。シャワー、トイレは各フロアごとで共有だそうです。大学によっては、2人部屋や1人部屋もあるそうなので、寮希望の方は自分の行く大学をチェックしてみてください。
ちなみに、語学学校の留学の場合、寮を提供していない大学があります。台湾大学は、語学留学生への寮の提供はありません。

一般的に外でお部屋を探す場合、8000元〜16000元くらいが一般的な一人暮らし向けの家賃だと思います。台北市だと高いので、新北市に住む人も少なくありません。
筆者の場合、交通が便利で、12畳、エレベーター付き、管理人付き、キッチン付き、洗濯機付き、風呂トイレ一緒の新北市住みで15000元です。こんなに条件が多くない場合はもっと安く済むと思います。


台湾では、マンションを「大樓」、アパートを「公寓」と呼びます。
この二つの簡単な違いは、

大樓
基本的に10階以上の高層で、エレベーター付き。
一階に管理人がいることが多く、セキュリティの部分も安全。
ゴミ捨て場がついていることも。

公寓
基本的に4,5階建てで、エレベーターなしがほとんど。
ゴミ捨て場は特にない。このどちらのタイプに住むかによって家賃も大幅に変わりますが、どの地区に住むかも重要です。
台北市内の場合、101近くの信義區や中山區などは家賃が非常に高いです。

学生に便利な中正區などの場合は、公寓の場合は大体10000元前後で、大樓の場合は15000元~が相場といったところでしょうか。

(知りたい!台湾のお部屋事情「台北の家賃相場ってどれくらい?」 / 台湾留学センターより)
もっと細かい台湾のお部屋事情はコチラ↓
知りたい!台北のお部屋事情

交通費1280元(4326円)

台湾の交通は元々とても安く、便利でしたが、最近もっと便利になりました。なんと一ヶ月の乗り放題パスができたのです。
台北・新北内のバス、MRT乗り放題、レンタルバイクのUbikeも最初30分無料で一ヶ月1280元。筆者のように毎日学校まで、バスやMRTを使う方はこの乗り放題パスを利用した方がおトクかもしれません。ですが、台湾の交通費は安いので、毎日使用しない人は返って無駄になってしまうのでご注意。
ちなみに一般的にバスは15元〜、MRTは20元〜50元程度です。安い。

通信費559元(1889円)

筆者が利用しているのは中華電信のインターネット使い放題/月559元のプランです。値段はシーズンによって異なりますが、基本学生割があるので、これくらいが一般的だと思います。ちなみに通話はたしか1分ごとに5元とかですが、今時あまり電話を使う機会も少ないので、かかっても600元を少し超える程度ですね。

光熱費1060元(約3582円)

光熱費の支払いは2ヶ月に一度です。ちなみに7、8月の光熱費は2120元だったので、わかりやすいように2で割りました。友人の話を聞く限りだと2ヶ月の光熱費が2120元なのは少し高い方だそうです。しかし、35度を平気で超える台北ではエアコンは必需品で、そのため夏は冬に比べて500元程度光熱費が高くつきます。(エアコンを使わない時期になると2ヶ月の光熱費はおよそ1600元程度でした)

水道代86元(約290円)

水道代の支払いも2ヶ月に一度です。7、8月ぶんの光熱費は172元でした。大体どこも150〜200元前後だと感じます。安いのでありがたいです。

食費9849元(約33289円)

これは、人によって全く変わってくると思います。わたしの場合は大学近くの朝食屋さんで朝ごはんを取ったり、コーヒーだけの時もありますが、朝はおよそ30〜60元程度、お昼は普通のレストランであれば、120元〜200元ほどです。ちなみに私の感覚ではお昼に180元以上は高く感じます。120元程度で美味しいものは台北にはたくさんあります。夜も200元前後です。特別な食事会などが無い限り、これらの金額がオーバーすることは少ないです。あくまでこれは、学生の筆者の食費です。人によってはもっと高くなるかもしれません。
ちなみに自炊はほとんどしません。台湾では外食が安い分、自炊すると逆に高くついてしまったりするんですよね…。

生活用品680元(約2298円)

シャンプーや歯磨き粉、洗顔料や洗濯用洗剤などは日本よりも安く購入できますが、日本製のを求める場合はやはり、少し高くなります。

交際費1000元(約3380円)

映画は250元〜300元ほど。カラオケは399元〜600元ほど。公共のジムは1時間50元前後。あまり頻繁に遊ばなければそんなにお金はかからなそうですね。

合計金額

1ヶ月の台北での生活費はおよそ28955元(約97867円)となりました。我ながら想像以上の金額で少し驚いていますが、納得のいく金額ですね。

まとめ

実際に生活するまでわからない海外でかかる生活費、参考になったでしょうか?ちなみに筆者は学生/女性ですので、年齢や状況が違えば生活で使うお金も変わっていくと思いますが、少しでも台北でかかる費用のイメージがついたのであれば幸いです。それでは次のコラムでお会いしましょう!





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