【台湾進学】国立雲林科技大学 ✖ TSMC半導体プログラム人材育成

国立雲林科技大学について

雲林科学技術大学は、質の高い理工系教育と実践的な学習機会で知られています。産学連携における平均給与が技術専門大学や専門学校で１位！
エンジニアリング、経営、デザイン、人文・社会科学といった多様な学部を有し、幅広い分野の専門知識を学ぶことが可能です。学生の専門能力や柔軟な思考力、国際的な視野を育むことに注力しており、卒業後のキャリアに直結するインターンシップや国際交流プログラムも充実しています。

キャンパスの雰囲気は？

国立雲林科技大学のキャンパスはとても広くて、湖もあります。キャンパスの外に緑が多い印象です。学校内の建物も新しくて美しいです。台湾の田舎の雲林の斗六駅から車またはバスで10分程のところにございます。学校の周りは何もない静かな環境で集中して勉強できると思います。でもそういっても生活に不便ではありません。学校の近くに大きなスーパーカルフールがあります。最寄り駅：斗六駅の近くにもお店がたくさんありますので、ご安心ください。

TSMCとは？

TSMC（台湾積体電路製造公司）は、1987年に設立された世界最大級の半導体ファウンドリーで、その本社は「台湾のシリコンバレー」と称される新竹サイエンスパークにあります。同社は、消費電力の少ないデバイスから高性能なコンピューティングチップまで、幅広い集積回路（IC）の製造を手がけており、私たちの身の回りにある多くの電子機器にもTSMCの技術が活かされています。世界の技術進歩を支える重要な存在です。政治にも影響力を持つ“超重要企業”です。台湾だけでなく、いまや世界中から注目される存在です。スマホやパソコン、自動車に至るまで、私たちの生活を支える電子機器の“心臓部”＝半導体を作っております。生活に欠かせないもの＝半導体というイメージです。
２０２４年の年末に熊本にjasm工場が設置されたことにより、TSMCはこういった専門人材が大量に必要になり、国立雲林科技大学がTSMCと提携し、半導体プログラムを始めました。

半導体プログラムについて

国立雲林科技大学の半導体プログラムは、大きく2つの分野に分かれています。
すべての授業は中国語で行われており、現地の学生と同じ環境で学ぶことができます。
先生の質も高くて、博士号の教員も２０名程います。半分以上の教員は実務経験がございます！
以下に、それぞれの分野で学べる内容を簡単にご紹介します。

機械工学 × TSMC「計測工学プログラム」

【主な科目】
・半導体製造装置と技術（必修）
・真空技術・熱力学・材料力学
・自動制御・ロボティクス・メカトロニクス
・プログラミング・電子工学

工業工学・マネジメント × TSMC「スマート製造プログラム」

【主な科目】
・人工知能、データベース、統計品質管理
・生産計画、IoT（モノのインターネット（Internet of Things）対応機器）、スマート製造
・実験設計、品質工学、機械学習

学校の奨学金とサポートについて

日本人の人材の需要が高くなっているため、今年も日本人向けの奨学金やサポートを充実させてご用意しております。
実質ほぼ無料で大学４年間専門知識を身につけて、かつ卒業後にTSMCの面接ご機会がご用意されています。
今までにない、優遇もたくさん企画ですので、本当に皆様にお勧めしたいプログラムですね。

さて気になる「奨学金」についての詳細は下記をご覧ください。

【毎月の支給額】

・月額：47,000円相当（約10,000台湾ドル）
・全員が対象となる給付型奨学金（返済不要）

【学費サポート】

・授業料・雑費：全額免除
　‐1学期あたり約282,000円が免除
・寮費（自費）：約44,650円／学期（学部生4人部屋）

【奨学金の条件】

・TSMCの**「半導体コース」修了**
・卒業後、TSMCの面接に参加
　-合格すれば就職可
　-不合格でも奨学金の返還義務なし

【サポート体制】

・健康保険、銀行口座開設、生活指導などの支援あり
・中国語初学者には別途無料基礎講座も提供

いかがでしょうか？とてもいいですね。

まとめ

最先端の半導体を手がけるTSMC（台湾積体電路製造／台積電）は、台湾経済を支える重要な存在であり、世界中から注目を集めています。
現在、日本でも半導体分野の人材が急速に求められており、日本人留学生や技術者への期待も高まっています。
もし少しでも「半導体」という分野にご興味がある方は、ぜひお気軽に弊社までお問い合わせください！
進学もしくはキャリアの選択肢として、今後ますます重要になる領域です。
さらに、国立雲林科技大学では、今年の夏に高校生や専門学校生向けのサマーキャンプ（第一弾）が開催される予定です！実際の研究施設や工場（工廠）を見学できる貴重な機会も用意されています。
「そもそも、半導体って何？」「実際に現場を見てみたい！」という方にとって、非常におすすめの内容となっています。
ご興味のある方は、ぜひお気軽に台湾留学センターDEOWまでご連絡ください！