逢甲大学でフレキシブルなカリキュラムを利用して弱点補強!
「逢甲大学でフレキシブルなカリキュラムを利用して弱点補強!」
逢甲大学は、台湾最大の夜市の一つである「逢甲国際観光夜市」のすぐそばに位置する総合大学です。
台中にある大学の中では抜群のアクセスの良さを誇り、カフェやレストラン、ショップなどの豊富さから言えば、台北中心地と遜色のない、活気に満ちた学生生活を送ることができます。
その逢甲大学の中国語センターは、実に40年以上の歴史を誇る経験豊かな学校で、学生の様々なニーズに合わせられる豊富な授業を提供しています。
また、通常の語学センターでは文化クラスの開講が毎学期に1、2度程度のところを、逢甲大学では毎学期5、6回も開講しています。文化クラスとは別に校外学習があり、こちらも一学期に2、3回も開講されていて、さらに年間イベントとしてはTシャツデザインコンテスト、カラオケコンテスト、各国のフードフェスティバルなどイベントも盛りだくさんです。これだけでも分かるように、大変活気のある語学センターです。
今回は、その逢甲大学中国語センターに訪問してきましたので、実際に見聞きした感想や、学生の方へのインタビューで得た情報などを交えてご紹介していきたいと思います。
1.逢甲大学はどんな雰囲気の学校?
逢甲夜市すぐそばというロケーションも相まって、非常に活気のある学校です。
全員が楽しんで参加できるイベントがたくさん企画されるので、学校全体で過ごす時間が多く、一クラスのあたりの垣根を越えて友達を作りやすい雰囲気があるのも魅力的でした。
大学キャンパスは広大で、初めて行ったときにはキャンパス内で迷子になってしまいそうなほどですが、キャンパスの中央にある大きな芝生のスペースは、学生がイベントを企画したり憩いの場として過ごしたりと、明るい雰囲気に満ちています。
また、大学施設のジムやプール、運動場などは国際基準をクリアしているしっかりした設備で、こちらも本科学生たちと一緒に使うことができます。
訪問した際に、入学3ヶ月目の日本人学生の方にインタビューをすることできました。
最近楽しかった学校のイベントとしてフードフェスティバルのことを話してくれましたが、これは各国の学生が自分の故郷の料理を持ち寄るイベントで、教室の中にとどまるようなものではなく、屋外でちゃんとスペースを取って語学センター全体で行うものなので、様々な国の食文化に触れることができます。
学生全体にフレンドリーな雰囲気があり、インタビューをしている最中も、いろいろな国の学生が彼に話しかけてきたり、私にも挨拶をしてくれたりなどし、短時間でも学生同士の交流の深さを伺い知ることができました。
みんなで楽しむために何ができるか、学校のスタッフさん達が常に考えてくれていることがよく分かる学校です。
2.学校のロケーションは?台中での学生生活はどんな感じ?
前述のとおり、逢甲大学は台湾有数の観光夜市である逢甲夜市の目の前にキャンパスを構えています。
学校を一歩出るとお手頃価格のレストランや屋台、カフェなどが軒を連ねていて、常に美味しそうな匂いが漂っています。周辺の通りを歩いている人も全体的に年齢層が若く、服屋さんに本屋さん、ドラッグストアなど、若者の暮らしに必要なありとあらゆるものが学校の周辺で手に入るという環境です。
台中駅からはバスに乗る必要がありますが、なんと台中では、「悠遊卡(ヨウヨウカー/EASY CARD)」を持っていると、10キロまでは運賃が無料になるのです。(悠遊卡なしの場合は、毎回20元かかりますので注意してください)つまり、台中市内の移動は、ほとんど無料でバスを乗り回せるということになります。
学校生活をベースとした移動に関しては、交通費はほぼゼロで過ごすことができるのです。
台中はバスの本数も非常に多いですから、台北のようにMRTが通っていないというイメージよりは、よほど便利な交通環境です。ただし、無料で便利なだけに、バスはいつもそこそこ混み合いますので、現地の大学生はバイク通学をしている人が多いようです。
基本的な学生生活では、学生さんたちは学校の授業が終わるとクラスメイトと連れ立って学校の外にご飯を食に行くことが多いそうです。留学生活の中で、そういった日常の中の交流はとても大事です。
授業で習った会話を実際に練習する機会は、日常のそういう時間にこそたくさんあるものなので、ぜひクラスメイト達と中国語の会話を楽しみながら街をぶらついてみてください。
また、大学内のスポーツジムは、3回までは無料で利用できるそうです。国家基準をクリアしている優良な施設を無料利用できるのは嬉しいですね。
安くておいしい夜市グルメを食べ過ぎて太ってしまったら、大学の施設をお借りして運動するのも良いでしょう。
3.逢甲大学はどんなプログラムがあるの?
逢甲大学の中国語センターは、逢甲大学らしい選択肢豊かで面白い学習プログラムを提供しています。
中国語コースは、1週間あたり15時間の構成ですが、そのうち11時間が基本中国語レッスンで、4時間は選択制授業となっています。
その選択授業では、会話・発音矯正・ことわざなど、語学レベルに合わせた選択肢の中から必要な科目を選択できるようになっていて、学生それぞれが自分の弱点補強の時間に充てることができます。
また、毎週金曜日には「生活と文化」クラスがあり、風水や台湾料理、麻雀、日帰り旅行などさまざまな文化体験イベントが企画されています。
アカデミックな活動としては、逢甲大学本科の学生がボランティア活動として語学センターに来てくれ、会話の練習相手になってくれるそうです。小老師(スモールティーチャー)として、月曜日から金曜日まで毎日放課後の時間に滞在してくれ、各種イベントなども企画してくれます。
4.逢甲大学はどんな人におすすめ?
逢甲大学をお勧めしたいのは、例えば、台北にはもう行き飽きたという台湾玄人でありながら賑やかに留学生活を過ごしたい方、そしてたくさんの国のたくさんの学生と知り合い、交流を深めたいという方です。とにかく交流の機会をたくさんもってくれる学校なので、それをうまく利用すると、本当に充実した留学生活を送ることができると思います。
なおかつ、留学が初めてで台湾の学校の雰囲気になじめるかどうか分からない、という不安をお持ちの方にもお勧めしたい学校です。仲の良い人とだけずっと一緒に過ごすのではなく、みんながお互いに話しかける雰囲気が出来ているので、自分から輪に入るのが苦手だという方もすんなりと学生生活になじむことができると思います。
また、学校の紹介してくれるアパートも一人部屋で月あたり5000-7000元と台北に比べるとお手頃な家賃ですので、台北よりは生活費を抑えたい、けれどもきっちり台湾生活を楽しみたいという方にもおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?逢甲大学中国語センターについてご紹介しました。
学校が夜市のすぐそばという立地の良さと、スタッフの方々の創意工夫がしっかりと活きている学校だと思います。
大学の図書館に通って現地学生に囲まれて勉強するも良し、小老師の先生のところへ通い詰めて会話をみっちり練習するも良し、学校のイベントにたくさん参加して友達を作るも良し、文化クラスに参加して台湾という土地への理解を深めるも良し…。
本当にたくさんのチャンスがある学校ですから、それをどう自分の留学生活に活かすかは自分次第です。
せっかくの留学生活でいろいろなことに挑戦してみたいという方は、ぜひ逢甲大学で中国語を学んでみてはいかがでしょうか。
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