台湾の奨学金制度について
台灣獎學金介紹
台湾の奨学金制度について
「台湾で語学留学、正規留学したいけどお金がかかる…。私には厳しいかも。奨学金なんて賢い一部の人だけが貰えるんでしょ?私には関係ない…
。」なんて考えていませんか?台湾には台湾政府からの返済不要な奨学金が存在します。
諦めるのはまだ早いです。一度申請してみてはいかがでしょうか?この記事では台湾奨学金の仕組みや申請方法をご紹介します。
これで奨学金の準備は大丈夫です!
奨学金の基礎知識
大学や大学院などの“奨学金”は海外では返済不要が一般的です。そのため、台湾の奨学金も「借りる」ではなく「貰う」ものです。
こちらでは台湾教育省が毎年留学生に提供している奨学金、各学校が提供している大学独自の奨学金をご紹介したいと思います。
台湾の奨学金は台湾の大学、または大学院に正規留学する方に向けてのものと、大学付属の語学学校で中国語を勉強する方向けの2つに分かれています。
教育省台湾奨学金(正規留学対象)
項目 | 内容 |
高校卒業以上で、その年の9月より台湾の大学または大学院に正規生として進学する予定がある、学業成績が優秀かつ品行方正な日本人 | |
毎年2月〜3月末まで | |
(大学生の場合) 学費:1学期40000元(14万円〜15万円ほど)以内 生活費:月額15000元(5万4千円〜6万円ほど) (大学院生の場合) 学費:学期40000元(14万円〜15万円ほど)以内 生活費:月額20000元(7万2千円〜8万円ほど) |
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大学生:4年以内 大学院生(修士課程):2年以内 大学院生(博士課程):4年以内 |
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毎年20名(大学生、大学院生を含む) | |
一次選考は書類審査、一次選考に合格した場合は二次選考で面接があります。 *英語コース以外の申請には、TOCFL(台湾の中国語検定試験)の証明書が必須となります。申請を考えている方は事前にTOCFLの受験準備をして下さい。 |
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教育省華語文奨学金(語学留学対象)
項目 | 内容 |
高等学校卒業以上で、その年の4月1日の時点で満18歳以上の者。その年9月より台湾の教育部が認可した大学付属華語文センターで華語文を研修する予定のある、学業成績優秀かつ品行方正な日本人 |
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毎年2月~3月末 | |
月額25,000元(9万円〜9万5千円ほど)(学費は自費となります) | |
二ヶ月以上一年以内 | |
毎年12名(変動あり) | |
書類選考のみ | |
大学独自の奨学金(正規留学対象)
●新入生対象
希望者は出願時もしくは合格後に申請。最初1年目の学費、雑費の他、滞在費(※学生寮に限る)が免除になるケースが多い。
※大学によって申請方法、奨学金の内容、期間は異なります。
※下記は一例です
学校名 | 奨学金内容 |
★全中国語プログラム(一年目) 学雑費免除:TOCFLレベル3(含)を合格 または 本校中国語センターで450時間以上勉強 学費免除:TOCFLレベル2(含)を合格 または 本校中国語センターで330時間以上勉強 雑費免除:本校中国語センターで165時間以上勉強 ★全英語プログラム(一年目) 学雑費免除:全ての全英語プログラム国際学生が対象 |
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★外國學生獎學金 学雑費:一年目全額免除 |
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★華語獎學金 学雑費:一年目半額割引 |
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●在学生対象
申請時期、条件、必要書類は大学によって異なり、成績が重視されるケースが多い。
成績表の他、課外活動(サークル等)の参加証明書、担任及び学科主任の推薦状が必要なこともある。
※大学によって申請方法、奨学金の内容、期間は異なります。
※下記は一例です
学校名 | 奨学金内容 |
★國際學位生助學金 學雑費免除+生活補助費6,000元/月(最大1年) |
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★國際生獎學金 學雑費免除(保険、宿泊費などは対象外)+生活補助費5,000元/月(最大1年) |
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★外國學生獎學金 學雑費、寮費免除+生活補助費5,000元/月 |
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まとめ
いかがでしたか?台湾の奨学金について少し理解が深まれば幸いです。台湾留学の負担が少しでも減るよう、奨学金での留学を視野にいれてみるのも大切ですね。ぜひ興味がある方は早めに調べておくことをお勧めします。皆さんの留学生活がよりスムーズになりますように!