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台湾の交換留学制度について
交換留學

台湾の大学の交換留学について



台湾の大学への進学を選択される方の中には、元々は欧米圏の大学に行きたかったけど学費が高くて諦めたという方も多いのではないでしょうか?
台湾の大学は日本の大学と同じように姉妹校への交換留学制度があります。
制度を利用すれば台湾の大学の学費で、欧米諸国は勿論、中国、また日本の大学に逆留学することも可能です。
このページでは台湾の大学の交換留学についてご案内させていただきます。


Content

交換留学の基礎知識

交換留学とは、各大学の学生を対象に、その大学が交換協定を結んでいる国外の大学に学生を派遣するプログラムです。各大学によって行ける学校や条件も異なります。台湾の大学に在籍したまま、海外の大学に一定期間留学するため、留学先の大学は卒業せずに、台湾に戻ってから台湾の大学を卒業します。一般的に期間は1年間で、語学留学とは違い、主に学生同士の文化交流や専門分野を留学先の大学で学ぶことを目的としているため、応募の時点である程度の語学力が必要となります。

私費留学との違い

私費留学は国や学校など留学に関する全てを自分で決めることができます。留学にかかる費用は全額自己負担で、留学期間が長いほど金額は高くなります。また大学に在学しながら行く場合、休学の必要がありますので、留学費用とは別に大学へ支払う学費が発生し、卒業が延びます。殆どが語学留学となり、現地の大学に通えるプログラムは少ないので、海外の大学で専門分野を勉強したいという方には交換留学になります。


交換留学に必要な条件

◆成績
交換留学生は大学の代表として派遣されるため、面接に加え、これまでの成績や学校での生活態度が重要視されます。必要な成績は留学先などによって異なります。成績は1年生からの積み重ねなので、GPAなどを高い水準で維持できるよう日頃の勉強を疎かにしないようにしましょう。

◆語学力
交換留学は語学留学ではなく、現地の学生さんと一緒に授業を受けたり、生活することになるので、ある程度の語学力が必要となります。具体的なスコアは留学先の学校によって変わりますが、欧米圏への交換留学であればTOEFLやIELTSのスコアが必要となります。交換留学を考えている方は早めにスコア取得に向けて対策をしておくのをお勧めします。

※スコアの目安
アメリカの大学:TOEFL iBT50以上
アメリカ以外の大学:IELTS5.5以上
中国の大学:HSK5級以上、IELTS5.5以上

交換留学のメリット

・現地の大学で現地学生や留学生たちと一緒に授業を受け、キャンパスライフを送ることができる!
私費で行く語学留学では現地の語学学校で語学の勉強が中心となりますが、交換留学では現地の学生と同じ授業を履修し一緒に授業を受け、ディスカッションに参加し、レポートを提出し放課後は図書館で勉強するといった実際の大学生活を送ることができます。

・単位が互換される!
交換留学では留学先で取得した単位を台湾の大学の卒業単位に互換できるものが多いです。半年、1年間留学しても基本的には4年間で卒業できるプログラムになってますので、留学が理由で卒業が遅れることを心配している方は安心してください。

・台湾の大学の学費で欧米圏の大学で勉強できる!
交換留学は台湾の大学に籍を置いたまま行くので、基本的には台湾の大学に学費を納めるだけで大丈夫です。台湾の大学の学費は年間35万円~50万円程なので、その金額で年間200万以上する欧米圏の大学に留学できるのは最大のメリットかと思います。

※交換留学の内容によっては、台湾、留学先両方の学校に学費のお支払いが必要な場合もございます。
※現地での滞在費、生活費はご留学者様のご負担となります。

交換留学のデメリット

・留学までのハードルが高い
交換留学は誰でも無条件に行けるものではありません。特に人気の国や志望者が多い大学の場合は学内選考に通過する必要がございます。各留学先が提示する語学のスコア、成績(GPA)が重要視されます。

・留学先での学術分野を自由に決められる可能性が低い
交換留学は基本的に台湾で所属してる学部の学問領域を超えて履修することはできないようになっています。正確には、留学先の大学の承諾があればどんな科目でも履修はできるのですが、全ての単位が台湾の大学の単位に認定される可能性が低いです。交換留学は単位互換できることが制度の主眼なので、留学先の履修内容がある程度台湾の大学の授業内容と被っていないと、単位互換の申請が通りません。そのため必然的に勉強する分野は限られてきます。

主な提携校

国立台湾大学:ハーバード大学(アメリカ)、トロント大学(カナダ)、京都大学、早稲田大学など
国立政治大学:ワシントン大学(アメリカ)、ビクトリア大学(オーストラリア)、清華大学(中国)、ソウル大学(韓国)、大阪大学など
東呉大学:ハートフォード大学(イギリス)、アリゾナ大学(アメリカ)、デラサール大学(フィリピン)、中央大学、同志社大学、広島大学など
淡江大学:ワシントン州立大学(アメリカ)、テンプル大学(アメリカ)、ワイカト大学(ニュージーランド)、学習院大学、津田塾大学など
銘傳大学:サギノ―バレー州立大学(アメリカ)、ウェスタンシドニー大学(オーストラリア)、千葉大学、名古屋外語大学、福岡大学など
開南大学:マサチューセッツ工科大学(アメリカ)、深圳大学(中国)、国際教養大学、拓殖大学、近畿大学など
東海大学:ハル大学(イギリス)、セビーリャ大学(スペイン)、北京大学(中国)、国際基督教大学、青山学院大学など
義守大学:ニューヨークフィルムアカデミー(アメリカ)、クイーンズランド大学(オーストラリア)、新潟大学、大阪市立大学など

※ご希望の交換留学先が難関大学の場合は、学内の選考基準も高く、台湾人の学生と勝負することになるので、難しい場合もございます。
※大学によっては日本国籍の生徒様の中国留学、日本への逆留学を認めてないこともございます。





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