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【台湾進学】国立台北科技大学 ✖ TSMC半導体プロセス及び装置学士プログラム

【台湾進学】国立台北科技大学 ✖ TSMC半導体プロセス及び装置学士プログラム

台湾留学をご検討中の皆様へ!
台湾留学センターDEOWです!
これからまた台湾の大学本科の出願時期ですね。
先月、台北市にある「国立台北科技大学」を訪問しました。
主に半導体プログラムについて詳しくお聞きしました。
この記事では皆さまに最新の情報をお届けします!「将来は半導体分野で活躍したい!」という方は、ぜひ最後までご覧ください!



Content

国立台北科技大学について

国立台北科技大学は1912年に創立され、台北中心部にある、台湾で最も歴史の長い工業教育機関の一つとして知られています。長年にわたり、台湾の産業発展と技術革新を支える人材を多数輩出してきました。企業が最も好む大学生ランキングで第1位となり、さらに今年2024年「QSアジア大学ランキング」で第82位となっています。

台北駅からわずか2駅の距離で、「忠孝新生駅」から徒歩約2〜3分の好立地です。大道路の隣にすぐキャンパスがあります。周りに商業ビルやマンションが多い印象です。バスの本数も多く、アクセスもとても便利です!日本人留学生にとっても生活しやすい環境が整っており、語学力+専門スキルを磨きたい方にとって理想的な場所だと思います!


TSMCとは?

TSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Limited)は、1987年に設立された、世界最大級の半導体ファウンドリー企業です。正式名称は「台灣積體電路製造股份有限公司」であり、本社は台湾の新竹サイエンスパークにあります。TSMCは台湾経済や社会に対して多大な影響力を持ち、国内では「国家を守る神の山(護國神山)」という愛称で親しまれています。近年、TSMCが日本・熊本に工場(jasm)を設立したことを受け、日本における半導体人材の育成が優先課題として注目されています。

そもそも「半導体」とは?

半導体とはスマートフォンやパソコン、AI、自動運転など、ほぼすべては現在社会に欠かせない部品であり、そのため国戦略として推進したい人材育成や研究開発の分野でもあります。また急速に進化しているため、こういった専門人材の不足が危惧されています。国立台北科技大学はTSMCと提携し、半導体プログラムを提供し始めました。


半導体プログラムについて

今回、台湾政府の強力な支援のもとで新たに設立された「半導体学院(Semiconductor Academy)」は、台湾の次世代産業を担う中核的な教育機関として、世界中から注目を集めています。
本学院は、キャンパス内のメインビルから道路を挟んだ向かい側に位置する、最新設備が整った新築のビルの13階に設置されており、近代的な研究施設と学習空間を兼ね備えています。
このフロアには、各専門分野に対応した複数の研究室や実験設備が配置されており、学生たちは最先端の技術に直接触れながら、実践的なスキルを磨くことができます。
また、企業との連携プロジェクトや共同研究なども積極的に行われており、学内での学びがそのまま産業界との接点につながるのも、大きな特長の一つです。
このような恵まれた環境の中で、世界水準の教育のもと、半導体業界をリードする高度な人材を育成することを目的とした魅力的なプログラムが、すでに本格的にスタートしています。
理論だけではなく、実験・設計・製造・応用まで幅広く学べるカリキュラム構成となっており、グローバルで活躍するための土台を築くことが可能です。
それでは、以下にて入学後に学ぶ主な分野やカリキュラムの概要について、わかりやすくご紹介いたします。

基礎・共通科目(1〜2年次)

・微積分、物理、化学、プログラミングなど理工系基礎を学習
・英語コミュニケーション、中国語(華語)教育も併せて実施
・「技術華語(半導体技術)」など、専門用語の習得にも対応

専門科目(2〜4年次)

・半導体材料、プロセス技術、装置構造、回路設計などを体系的に学習
・授業はすべて英語で行われ、国際的な技術人材を育成
・TSMCの研修センターと連携し、実務に即したトレーニングを提供

実習・インターンシップ(3〜4年次)

・クリーンルーム設計やナノデバイス、半導体装置部品の実験実習
・夏季にはTSMCでの企業インターン参加のチャンスもあり


学校の奨学金とサポートについて

台湾政府の全面的な支援により設立された本プログラムは、世界トップレベルの半導体分野の専門人材を育成することを目的としています。
台湾は現在、TSMCをはじめとする半導体関連企業の国際的な活躍によって、世界の注目を集めており、将来この分野で活躍する人材の育成は国家規模の重要課題となっています。
本プログラムでは来年(2026年)度の入学者に向けた「第2期生」の募集が行われており、4年間の学費が実質「全額または半額免除」となる可能性があります。さらに、選考を通過した学生には、毎月支給される返済不要の奨学金(生活補助)が支給されるチャンスもあり、経済的な負担を大きく軽減しながら安心して学びに専念することができます。
加えて、国立台北科技大学では、入学前に約5か月間の無料・集中型中国語強化プログラムが提供されており、中国語に自信がないという方も、しっかりと基礎から語学力を身につけることが可能です。語学の壁を心配せずにスタートを切れる環境が整っています。
また、同大学では専門授業の多くが英語で行われるほか、台湾最大手の半導体企業TSMCでのインターンシップの機会や、在学中の中国語学習の継続的なサポート体制も整備されています。これにより、日本人学生にとっても非常に安心して学べる留学先として注目されています。
卒業後は、日本国内の半導体・IT関連企業への就職はもちろん、台湾の先進企業で働くという選択肢も開かれており、将来のキャリアパスが広がるのも大きな魅力です。


まとめ

TSMCが日本・熊本に拠点を設けたことを契機に、日本人の半導体人材の需要が高まり、台湾の大学との連携によって日本人向けの育成プログラムが展開されています。台湾での進学を検討されている方、グローバルに活躍できる技術者や研究者を目指したい方は、ぜひこの機会に国立台北科技大学も選択肢に入れてみてください。台湾留学に関するご質問やご相談がございましたら、いつでもお気軽に台湾留学センターDEOWまでご連絡ください。
あなたの留学を、全力でサポートいたします!



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