2020.01台日交流会 | 春聯を書こう!
2020.01台日交流会 | 春聯を書こう!
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知るだけで終わらない
母国を離れると、さまざまに学ぶ機会があります。語学学校であったり、買い物のときであったり。なにぶん違う国にいるものですから、毎日が楽しい学びの場にいるようなものです。しかし、知ることで満足し実際に体験することは思いのほか少ないのではないでしょうか。今回交流会で書貸せていただいた春聯もたびたび街中で目にし、「新年が始まる間際その一年におのおのの願いを込めて玄関先に貼るもの」ということは知っていました。しかし、実際に書いた経験はなく、筆を握った際に家族の顔を思い出したことや、赤紙の真ん中に漢字を置くことが思いのほか難しいこと、いやらしくならないような金色の使い方、といった血の通った知識を持ち得ていませんでした。そのため今回deow国際教育が主催した台日交流会は、春聯を書くという経験だけではなく、実際に体験することの大切さを教えていただける実にいい機会になりました。
ただ、そのような経験ができたのもスタッフの皆さんが準備をしていただいたおかげです。筆や墨などの道具はもちろんのこと、字の改善点を教えてくださったり、参加者がリラックスできるような雰囲気を作っていただいたことで、書くことに集中でき春聯の面白さを知ることができました。
試行錯誤
加えて、交流会では自分が学んだ中国語を練習できました。今回参加した台湾人の多くは日本語を学んでおり、最終手段として日本語で伝えることができます。そのため、間違えを過度に気にしすぎず思い切って話せました。特に台湾に来てばかりの人や考えすぎてしまって話すスピードが遅くなってしまう人は安心して話せると思います。私も今回のイベントを通して、学んだ中国語をたくさん話すことができました。また参加させていただきます。