台湾の基本情報
臺灣的簡介
台湾基本情報
台湾は南北に細長い島で面積は約3.6万平方km、日本の九州よりやや小さいぐらいの大きさです。日本の大阪から約3時間、東京からでも約3時間半のフライトです。
台湾は気候が温暖で食べ物も美味しく、治安も良く親日的なので日本人が行きたい海外旅行ランキングでも常に上位に選ばれています。もちろん中国語留学の滞在先としても人気があり、台湾各地に留学生を受け入れている語学学校が数多くあります。
台湾の時差
台湾と日本の時差は-1時間です(日本より1時間遅いです)
台湾にはサマータイム等はありません。
台湾の人口
約2318万人です(2022年統計)
台北市内の人口は約260万人、高雄市は約276万人、台北の隣りの新北市 が403万人ほどです。
台湾の気候
台湾は南北に細長いため北と南では気温に差があります。全体的に日本と比べると気温、湿度ともに高めです。台湾は冬でも降水量が多く湿度が高いためあまり乾燥しません。加湿器とは無縁の国ですが、除湿器は大活躍です。
台北周辺地域では、夏は最高平均気温34℃、冬は最低平均気温13℃ほどになります。台湾には部屋に暖房器具があまり設置されてないため(クーラーはあります)冬物のコートやジャケットが必要になります。
高雄や台南など南部地域では、夏は最高平均気温32℃、冬は最低平均気温15℃と比較的過ごしやすい気候です。台湾の冬は短く、4月には30℃を超える日もあるので、水分補給をこまめにできるようボトルやタンブラーなどを持ち歩きましょう。
台湾の言語
主に中国語(国語)と台湾語(台語)が話されています。台湾では中国語は「国語」や「台湾華語」と呼ばれています。中国の「北京語(普通語)」とはアクセントや発音、字が異なりますが、コミュニケーション上は問題なく意思疎通ができます。また台湾独自の読み仮名「ボポモフォ(注音)」もありますが、台湾で中国語学習をする際は、ピンインか注音か選べる場合がほとんどです。その他にも客家人が使う客家語(クジャファ)などがあります。
台湾の交通
台北や高雄に留学する方はMRT(地下鉄)、台中や台南その他地域に留学する方はバスやタクシーが主な移動手段となります。台湾国内旅行へ行かれる方は台湾鉄道や台湾新幹線が非常に便利です。台湾の交通は非常に安いのでたくさん活用して、台湾中を旅してみて下さい!
MRT
台北、高雄の中心を走る地下鉄です。初乗りは20元~乗る距離によって値段が上がります。台北市内の移動はほとんどMRTで問題ありません。終電も0時頃まではあります。台北では最近桃園国際空港と台北市内を結ぶ空港線も開通し、ますます便利になりました。
日本の地下鉄とは違い、車内と駅構内での飲食は一切禁止です。見つかると罰金を取られることもありますので、十分注意して下さい。
バス
一回15元。乗る距離が長い際は2回払う必要がある場合があります。最初は戸惑うかもしれませんが、慣れれば行動範囲がさらに広がり、値段も安いので生活に欠かせない移動手段になります。特に台中や台南ではバスが主流の交通手段となります。なお台中のバスのみ乗車距離が10キロ未満で運賃が無料になるので、是非活用しましょう。
タクシー
台北は初乗り70元~ 南部では85元~や120元~など地域によって価格が異なります。夜間、または春節の期間などの乗車は+20元ほどかかります。台湾ではわざとメーターを使わないようなボッタくりタクシーはありませんので、安心して利用して下さい。ただ一部の観光地や長距離(空港から市内など)の場合、料金があらかじめ設定されている場合がありますので、事前にご確認ください。
台湾鉄道
「台鐡」と呼ばれる台湾の鉄道です。悠遊カードでも乗車できるので気軽に利用できます(一部自動改札がない駅もありますので注意が必要)市内から離れて日帰り観光などによく利用します。「自強号」はいわゆる「特急列車」でこちらは切符を購入して乗りましょう。
台湾新幹線
「高鐡」と呼ばれる台湾の新幹線は台北~高雄間を最短95分で運行しています。長距離の観光や時間を節約して観光したい方にはお勧めの交通手段です。日本の車両技術を導入しているため、車内は日本の新幹線と全く変わらず、快適に過ごせます。
台湾の物価
台湾の通貨はニュー台湾ドル(台湾元)で1元=5円(2024年7月現在)です。
台湾は物価が日本に比べると食費や交通費が安いので、生活しやすいです。
ペットボトルのお茶1本20元(約100円)、バス運賃1回15元(約75円)など。
現地での日本製品は、日本より2割ほど高くなる場合が多いですが、割と品数が揃っております。