台湾(台北市)の交通事情
台北市で、主に利用する公共交通機関は、MRT(地下鉄)・公車(市バス)・YouBike(微笑單車)・計程車(タクシー)です。どれも日本の公共交通機関と比べてみると安く、頻繁に運行しているためとても便利です。
筆者は初めて台湾に来て公共交通機関を利用したとき、日本と違い困ったことや驚いたことがたくさんありました。これから台湾で留学を考えている皆様に、分かりやすく台湾の交通事情について紹介致します。
MRT(地下鉄)編
台北市の移動範囲を網羅しているMRTでは、日本の電車内のマナー・ルールと異なります。ご存じの方が多いかもしれませんが、改札付近に黄色いラインが引かれており、黄色い線を越えた先、改札やホーム及び電車内では、飲食が一切禁止です。違反した場合、罰金が課せられます。
持ち歩いているドリンクを電車内に持ち込むときは、ドリンクホルダーがあるととても便利です。
公車(バス)編
台湾のバスは日本と違い、バス停で待っていても手を挙げてバスを止めない限り、乗ることができません。
筆者は台湾に来た頃、手を挙げてもバスの運転手に気づいてもらえないことが何度もあり、乗り過ごしたことがあります。台湾のバスは、横揺れや急ブレーキ、急発進が多く、また停車直前に降車ドアが開くこともありヒヤッとしたことがありました。乗車時は、座席に座るか手すりやつり革をしっかりと持ちましょう。
日本とは違い多くの人が子供やお年寄りを見かけると、『博愛席』(優先席)を譲る光景をよく見かけます。
横断歩道編
台湾では、歩行専用信号機に赤信号までの残りの時間が表示されています。
ところどころ、残り時間が表示されない信号機がありますが、歩行者専用信号機の下側を歩いたり走ったりする人の表示を参考にすることで、残りの時間が大体わかります。赤信号に変わる時間に迫るほど、だんだん歩くスピードが速くなっていきます。
また、赤色の点滅信号を見かけて、横断していいのか分からず立ち止まってしまたことはありませんか?この赤色点滅信号は、横断する前に必ず周りの交通状況を確認した後であれば、道路を横断することができます。特に、猛スピードで走ってくるバイクには注意しましょう!
まとめ
こちらの投稿は参考になりましたでしょうか?台湾の交通事情に慣れるまで、戸惑ったり困ったりすることがあるかもしれません。
この投稿が、少しでも皆様の留学生活のお役に立てたら幸いです。