台湾ワーホリ:仕事、学校と遊びと。経験者のリアルを徹底解説!
台湾ワーホリ:仕事、学校と遊びと。経験者のリアルを徹底解説!
ワーキングホリデービザを取って台湾に行きたいけど…
「仕事って簡単に見つかるのかな?」「面接は何を聞かれるのだろう?」「中国語も勉強したいけど、語学センターとの両立はできるのかな?」と、不安に思われている方が多いのではないかと思います。
実際、24歳で日本の会社を退職し、台湾ワーキングホリデーに飛びだった私も不安でいっぱいでした!
このコラムでは、充実した台湾ワーキングホリデーを過ごすために役立つ(であろう)情報をご紹介したいと思います。
仕事選び:仕事って見つけやすい?
結論から言うと、やはり首都である台北エリアは見つけやすいですが、首都エリアを外れると求人数は少ない傾向にあります。職種も日本と同じく、レストランやカフェなど飲食店の求人数がかなり多いです。私も当初はカフェで働いていました。
さて、皆さんが気になっている点は「どうやって見つけるか」だと思います。
基本的に、探し方は2つあります。1つは、「日本人向けの掲示板で探す」。
こちらは、日本語で求人情報が記載してあり、日本人オーナーの企業が多いです。同僚は日本人や日本が好きな台湾人がほとんどです。中国語が話せなくてもOKな求人も多いので、語学力に自信がつくまではこちらで探すのもいいかもしれません。
もう1つは、「現地サイトで探す」です。こちらは、すべて中国語で求人内容が書かれています。面接ももちろん現地の方が中国語で行います。そのため、語学力はかなりのスピードで身につきます。中国語力に自信がある方や、短期間で語学力UPを目指している方は挑戦してみるのもいいかもしれないですね。
検索欄で「外籍人士」を入力すると、外国人雇用の求人が確認できます。
下に、リンクを貼っておりますのでご参照ください。
「日本人向けの掲示板で探す」⇒https://kaigai-bbs.com/twn/tpe/thread/job/?s=1&keyword=&type=job
「現地サイトで探す」⇒https://www.104.com.tw/jobs/main/
※現在(2022年11月)の台湾の平均的な時給は170~200元(約800~950円)。
中国語学習と:ぶっちゃけ両立できる?
まず台湾のワーキングホリデーは他国のように、語学学校に通う期限や、アルバイトの時間制限がありません。そのため、1年まるごと語学学校に通いながら語学力UPを目指しつつ、学費や生活費を稼ぐということも実現可能です!
ただ学校や先生によっては、宿題をたくさん出されたり、週1回のプレゼンテーションがあったりと、語学学習やプレゼンテーション準備などに時間をとられてしまうこともあるので、アルバイトのシフトとのバランスを考えなければいけません。
私は、日本と同じ感覚でシフト希望を「NG日無し」で出すと、週6でシフトが入っていたことがありました。
注意してくださいね(笑)
ホリデーの過ごし方
「ワーキングホリデー」の目的はその名の通り、「ワーキング」しながら「ホリデー」を過ごすことです。
そのため、この長期期間中「せっかく台湾に行ったのに、働いてばっかりで、旅行に行けなかった…」とかもったいないですよね。
語学学校の学期と学期の間には1~2週間の休暇があったり、アルバイトもシフト制がほとんどですので、勉強も仕事もホリデーも満喫できるところが台湾ワーキングホリデーの特徴の1つです。
台湾本土は九州より少し小さいくらいの大きさですので、1~2週間もあれば「台湾1周旅行」もできます!
下記で私の個人的なオススメスポットを紹介します。
「鵝鑾鼻灯塔」…台湾最南端にある灯台です。天気がいい日には、門をくぐってから広大な緑の広場を通り抜けると、白い灯台が現れます。灯台からは真っ青の空と澄んだ海も眺めることができるので、自然も楽しめる最高スポットです。海が近いので、種類が豊富で新鮮かつリーズナブルな海鮮料理も楽しめます。
「九族文化村」…台湾唯一の内陸県である南投県に位置しています。原住民に関するテーマパークで、現在台湾には16の原住民がいますが、文化村がつくられた1980年代は9民族に分けられていたためこの名前になりました。台湾中部の観光地である「日月潭」からロープウェイで直接アクセスできる観光スポットがぎゅっと詰まったエリアにあります。原住民の文化が学べる魅力満載のスポットです。
最後に
参考になりましたでしょうか?
異国の地で生活するだけでも勇気がいるのに、働くなんてもっともっと不安なことだらけですよね。私もそうでした。しかし、思い切って台湾でワーキングホリデーをして本当に良かったと思っております。語学力の向上はもちろんのこと、台湾にたくさんの友達ができたことはかけがえのない財産です。友達やご家族との交流を通して、文化や考え方の違いを知り、私の人生がさらに彩りの多いものとなりました。今、「台湾にワーキングホリデーに行ってみたいけど…」と思われている方、30歳までしか経験できません!!勇気を出して挑戦されてはどうでしょうか。