2020.06|台日交流会|日帰り台湾絶景ツアー
2020.06|台日交流会|日帰り台湾絶景ツアー
聖母登山步道は宜蘭県礁渓郷の五峰旗滝の景勝地の上にあり、これはカトリック教徒の巡礼の道であり、更に蘭陽五岳の一つの三角崙山へ行く中継ポイントである。步道は太平洋を臨んでいて、夏の午後には風が立ち霧も立ち、変幻無常な自然現象があって、東山が雨が降り、西山は晴れている奇景が良く見える。
参加者の感想①
皆と一緒に台日交流会に参加できて本当に良かったです!
ほとんどの人はこんな難易度の高い山登りに初挑戦だと聞きました。最初の駐車場から登山口までの3.8㎞はさておき、一番しんどかったのは、海抜500m登った、残りの1.6㎞でした。山の天気は崩れやすく、昼まで晴れたのに、急に夕立に襲われてしまってずぶ濡れになりましたが、良い意味でとても挑戦し甲斐がありました。
皆登りながら気軽におしゃべりしてました。後半坂がだんだん急になってきて、自分の体調に気を付けて、途中で休憩している人もいれば、そのまま登り続ける猛者もいます。皆お互い支えながら進みました。残り1㎞のところ、夕立に降られて凸凹のところに水たまりができてきて、登れば登るほど歩道がトロトロで歩きにくかったです。それでも、頂上を目指してる人が多く、木の下で雨宿りして事前に用意してたレインコートを着て再出発しました。
ようやく皆続々と頂上まで登ってきて、天気に恵まれなくて霧まみれですが、達成感があってワクワクしてました。今回は山登りではなく、皆さんそれぞれ限界の時にどう対処するかを分かることができます。自分の体力を見極めて、限界まで登った人やしんどくても最後までやり遂げた人もいます。休憩しながら登ったので、全部で6時間ぐらいかかりました。一日で3万歩を歩いたのは自己記録更新になりました。
最後に、支えてくれた仲間に感謝の気持ちを伝えたいです。途中で諦めかけた時、声をかけてくれて最後まで励ましてくれました。山を下りて、半分ぐらいの人が礁溪に残って、一緒に晩御飯を食べました。今回の山登りの感想など話し合って、交流会を通して得るものが多いことに気づきました。中国語の練習を励んだ人や新しい友達がたくさんできた人、台湾で初めて山登りを経験した人などがいます。今回の交流会が良い思い出になったと思います。また一緒にお出かけするのを楽しみにしています。
《登山口前の教会》
《一休みで団体写真》
《ハイキング後にみんなで夕食へ》
参加者の感想②
普段あまり運動をしない私にとって、抹茶山はかなりハードでした。気温も高かったので、開始5分で既に息が苦しくなって、滝のように汗が流れました。ですが山道の途中に川があり、冷たい水に触れることで、なんとか心も落ち着きました。そして猿にも遭遇しました。友達と喋りながら登ったことで疲れも忘れ、いつの間にか3.8キロほど歩いて通天橋に到着しました。ですが、私達よりも早く出発した人達はすでに一時間ほど先の距離にいて、頂上まで続く階段に登っていたそうです。みなさん本当にすごいです。(笑)
その後、頂上でアイスが食べられると聞いて、絶対にアイスを食べようと、また登り出しました。階段が滑りやすかったので、一人の女性が目の前で転んでしまいましたが、幸い大きな怪我はなかったです。アイスを目標に登っている途中、下山ですれ違った方から、「頂上は霧が出てきて景色も見えなくなり、雨も降りそうだから、もうこれ以上登らない方がいい。」とアドバイスを頂きました。残念でしたがアドバイス通り下山していると、急に雨が降ってきました。幸い10分程の雨でしたが、かなりの大雨だったので、レインコートを着ても全身が濡れてしまいました。(´;ω;`)ウゥゥ
雨が止んでから30分後に全員が集合場所に集合し、今回の交流会は無事に終わりました。今回は合計32名が参加し、そのうち22人が頂上まで登れました!私達のグループは頂上まで行くことが出来なかったけど、予定よりも長い距離を歩くことができました。登山後は希望者の方と宜蘭に残って一緒にご飯を食べてから、マッサージにも行きました!マッサージをしたにも関わらず、次の日は足が筋肉痛でした!!!
《出発する前にみんなで団体写真一枚を》
《サルに遭遇》
《途中で川があって冷たい水に触れた》
参加者の感想③
朝七時の台北バスターミナルは人がそんなに多くなく、とても落ち着いていた。礁溪への切符を受け取って、スポーツドリンクとお菓子もカバンに入れて準備万端。高速バスに乗り、約1時間ほどで宜蘭の礁溪に到着。市内バスに乗り換えて、本日の目的地-五峰旗風景特定區の抹茶山へ向かいます。日差しが強く目を開けるのもやっとでしたが、登る前にみんなで記念写真を撮ってから出発。
まず迎えてくれたのは、先が見えないくらい長い長い坂。中国語と日本語を交互に使って、お喋りをしながらその坂を登った。気温が高く暑かったが、坂を囲んでいる樹のおかけで緑陰効果となり暑さを避けられた。
蝉の鳴き声や川のせせらぎに囲まれ、バス停から通天橋までの道のりは約3.8キロ。抹茶山は中高級レベルのハイキングコースと聞いていたが、そこまで辛くはなさそう。しかし、後半の1.6キロはずっと段差の高い階段が続いた。0.7キロ地点の東屋に登ったら全身が震えてきて、いっそこのまま下山しようかとも思った。でも、頂上もだんだん見えてきたし、今諦めたら絶対に後悔すると、また足を踏み出した。
その矢先、雨が降り出し、雨に降られた重たい体とレインコートの蒸し暑さで、頂上がまた遠くなった気がした。そんな時、頂上から下山をしている方の中に子供や年配の方もいたので、それを見て自分も絶対に乗り越えようと決心した。やっとの思いで最後の一段を登り、頂上からの景色を見渡そうとしたのですが、霧が立ち込めていて何も見えなかった。でも、下を眺めるとまるで空を歩いているようで、心が少し和らいだ。少し休憩してから来た道を戻り、集合場所に戻った。
今回のハイキングの経験は、日本作家-恩田陸の「夜間遠足」に書かれた内容のようなだと感じた。登山の途中、他の登山者とすれ違い、名前も知らないのに互いに頑張れ!って励ましたこと。その時は疲れていたけど、今思い出すとすごく達成感がある。バス亭に戻って、今回のイベントが終了。期待していた頂上の眺めは霧だらけであまり見えなかったけど、とても満足、楽しかった。ありがとうございました。
《坂に登る前の写真》
《風景画》
《頂上から見た景色》
まとめ
皆さま、この度はお忙しい中DEOW台北オフィスが主催した「日帰り台湾絶景ツアー台日交流会」にご参加いただき、ありがとうございました。
今回の参加者は30人を超え、イベントは大成功に終わりました!
当日、頂上の景色が霧であまり見れなかったことは残念でしたが、参加者の皆様が雨にも負けず、夏の暑さにも負けず、無事に登頂することができて本当によかったです。登っている道中はとても辛かったですが、頂上に辿り着いた際に皆様の達成感ある表情を見ることができて、今回の交流会を行って良かったと思いました。これからも皆様の台湾での留学生活が,もっと充実するよう努力していきますので、次回のイベントもぜひご参加ください。